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来永様のヘタレ奮闘記


てけとーに思いついたことをメモ帳がわりのよーに(´∀`)

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11/28 そろそろ

お歳暮です。
本格的な師走に入ります。
我輩もまた、絵やら日記やら書いてる暇がなくなって参ります。

売り場の配送伝票が溜まって参りましたよ。
200枚ほど。ふふふ。

そんなわけでもともと更新少ないですが、
さらに少なくなりそうです(・ω・)ノ

あとちょっとずつサイト改装準備中です。
と言ってもほとんど色かえるだけになると思いますがw

そんな小話。
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11/19

昨日、同僚のO山氏の異動が決まってしまいました。
今わしのいるお店のメンバーは、わしとO山氏を含めて四人。

本店の若い社員さんが寿退社なさるということで、
当初はわし以外の三人の中から、
「誰が本店行きたいか」相談するつもりだったそうです。

ところが本店の店長さんが身体検査でちょっと引っかかってしまったと・・・
となると、本店店長、社員さんがほぼ同時期に退社となってしまうわけです。
(本店はその二人と、多数のパートさんで回してたのです)

もはや、わし以外の三人で「誰がいいか」と言ってられなくなりました。
O山さんは年数も長く、しっかりしている。
I藤さんは年数はそれなりで、いまだにミスも多くクレームも多く、
正直なところ本店店長の補佐も無理だと思われ、
N木さんは一年経っていない上、やはりミスとクレームが多い。

つーわけでO山さん以上の適任がなくやむを得ず。という形で。

残る二人は正直ミスもクレームも多くまだまだ学生気分なので、
「O山さんがいなくなると、君の店舗が正直辛くなると思う。
だからO山さんがいなくなるまでの間に、なんとか二人を仕上げてくれ」
と課長。

いやぁ無理なんですよねぇそれが。
これからお歳暮の時期に入りどんどん忙しくなり、
細かい指導をしている暇がまったくないのはわかりきっているのですが。
まぁ仕方が無いorz

でも残る二人のうち一人の、N木さんが専門学校に行きたいから
辞めようかと思っているとのこと。
(N木は本店の状況をまったく知らされていないのであります)

うーむどうしてこうも重なるものか・・・w

とにかく一番仲良かった同僚がいなくなるので
心に大穴が開いたような気分であります。


あ、でも淋しいばかりじゃない一日でした。
なんとお友達が産まれたばかりのお嬢様と一緒に売り場へご登場(*´ω`)
かぁぁぁぁぁぁぁぁわぁぁぁぁぁぁいいいいいいいなあああああああ
産まれたばっかの子はどうしてあんなに可愛いのかしら(*´ω`)=3

歳暮は走り回っていてお宅にお邪魔することもできそうにないけど、
年明けたら何かプレゼントでも持って行ってみたいなぁ(*´ω`)
友人のお母さん姿を見てみたい(*´ω`)

そんな大きな幸せのお話で締めさせてもらいます。

11/16 かんそーぶん

今日はまた勝手に感想をつらつらと述べる日です。
先週金曜日に買った、「少女七竈と七人の可愛そうな大人」であります。
よく考えたら273Pを四日ほどで読破していたようです。
早いのかな遅いのかな。

ネタバレあるかもしれないっす



我輩「恋愛小説」と銘打ってあるものは苦手なんでありんす。
が、この「少女七竈と~」は、表紙に惹かれたことと
最近では恋愛小説でも読んでみたいなと心境が変化したため、
思い切って購入してみました。

まず最初は少女七竈の母となる、川村優奈の語りから始まります。
25歳で教師をしていて、平々凡々すごしている優奈に突然変化が訪れます。
ちょっと「下」の話ですが男遊びをしなければならない衝動に駆られるのです。
その衝動は一度ではおさまらず、ついぞ七人と事を成します。
(通算ではとても七人ではおさまりませんが)


結果、どれが父親かわからぬ、少女七竈(ななかまど)が誕生するのであります。

七竈っつーのは木の名前ですね。
七竈の実は七回、竈で焼いても炭にならないほど硬いんだとか。

風変わりな名前の七竈は風変わりな美少女に成長します。
幼馴染の少年・雪風(ゆきかぜ)との日々を何事もなく過ごしていくのでありますが・・・。

もともと、美しい顔立ちをした二人は町を歩けば視線を集めました。
ところが話が進むにつれて、その視線のなかには別の理由も混ざっている
のであろうことが少しずつじわじわと明かされていきます。

二人は、とてもよく似た顔立ちをしていたのです。
それはそれは、大層よく似て育ってしまったのです。
父親に似た雪風や、父親に似た雪風の妹と、兄弟だと間違われてしまうくらいに。

そして美少年である雪風を慕う、緒方みすずとの会話を機に、
七竈は雪風への想いに気付いてしまうのです。

雪風は言います。
「君がこうも美しく育ったのは、母がいんらんであったからだ」と。
特に美形だったわけではない優奈から、美しい七竈が産まれた理由。
それは母がいんらんだったときに産まれた子どもだから。
母がいんらんのときにできた子どもは、美しく育つのだ、と。

決して、我らの呪われた「繋がり」のせいではない。
と言いたかったんだな、と解釈した瞬間、私も雪風にノックアウトでした。
胸キュン!!!!!!!

これはもう、七竈と雪風がとても風変わりな二人で、
そのキャラクターが微笑ましくて仕方がありませんでした。

なんというか、ゆるやかな物語を、感情の起伏少なく、
しっとりじっくり読ませてもらっている感じでした。

ラストは切なく、しかしどうにもならないんだろう、と現実を思わされます。
事実は小説より奇なり、ですが、この小説は現実よりも現実的です。
それはまぁラストだけですが。


文章から人物たちの意思がすんなり伝わりました。
たとえば、「好き」と言ってないのに、そういう表現でもないのに
あ~好きなんだねぇ、みたいな。
すんなり伝わり、とてもわかりやすいのでやっぱり上手なんですねぇ作者さん。
桜庭一樹という作者さんですが、このお名前は覚えておこうと思いました。


ネタバレが過ぎましたかね。
これは久しぶりにお値段以上の価値ある本だと思いました。
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