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来永様のヘタレ奮闘記


てけとーに思いついたことをメモ帳がわりのよーに(´∀`)

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11/14 いろいろ

ふとした瞬間に、当たり前と化した現状を
実感するときってありませんか。

ここにある物は当たり前なのに、「ああ、あるんだな」ということが。

我輩も、たまにこの感覚が起こります。
内容はほとんどどーでもいいことなので
覚えていないのでありますが。

今日は、我が家に帰ったときのことです。
鍵を開ける瞬間に、ふと自分がここに帰ってきているのが不思議になりました。
わずか一瞬でありますが。

一人暮らしをはじめてもう一年経ったというのに、
今この玄関の鍵を持っていることが不思議だったのであります。
間髪いれずにドアを開け、暗い部屋を見て、
「ああ、一人暮らししてんだな」
と思ったのであります。

一年経ってるのにw
ちなみにこの感覚、特に寂しいと思う何かがあったわけではありません。

不思議なんですよねぇ。何でこう思うことができるのか。
たとえば、恋人や伴侶の方がいて、
「ああ、この人が自分の恋人(伴侶)なんだな」と
月日が経ってから実感したり、

辞めた職場の同僚がいなくなってしばらくして
「あ、ほんとにいなくなったんだ」

とかならわかりやすいですかね。
こんな感じの感覚にときどき陥ります。

これをきっかけに良い文章表現を思いついたり、
よし、良い文章かくぞと意気込めたり、
我輩にとっては得ばかりなのであります。
だから自分の感覚は大切であります。

そんな小話。


どうでもいいですが、
給料日前なのにまたハードカバー2冊購入してしまいました・・・orz
誘惑に弱いわし。
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11/10 ふちなしのかがみ

辻村深月さんの「ふちなしのかがみ」読破しましたー。
今日は勝手に感想を述べたいと思います。
ものすごいネタバレでありますよ。




「踊り場の花子」
なぜか階段にいるという花子さんの怪談話。
その小学校にある七不思議はすべて花子さんにまつわるもので、
花子さんに箱をもらってはいけない、食べ物をもらってはいけない、
うそをついたら呪われる、などなど。
そんで学校の相川先生のところに、後輩のチサちゃんが訪れる。
チサちゃんは妙に怪談に興味があるらしく、花子さんの元ネタや
七不思議の話など、相川をずるりずるりと引き込んでいくのである。

一発目にしてはめちゃめちゃ怖かったであります(((゜д゜;)))
どんどん追い詰められていく様が恐ろしく、
プツン、と突然映像が切られてしまったかのような終わり方は印象的でした。


「ブランコをこぐ足」
いわゆるこっくりさん関係のお話。
レトロで誰でも知ってる題材でありますが実は一歩はずれたところでの恐怖。
女の子がブランコをこぎすぎて、身体が吹っ飛んでしまいそのまま事故死。
クラスで仲のよかった何人かで交互に視点が変わり、
それぞれの見解が述べられていきます。
こっくりさんをやっていたせいで呪われた。と思っているわけです。
しかしその実、女の子が吹っ飛んだ直接の原因は
学校にありがちな「グループ」に関する孤独。
このまま吹っ飛べば、本物の親友である誰かが心配してくれる、というような。
まぁ最後の最後はちょっとよくわからなかったけれど。

「おとうさん、したいがあるよ」
これがもー一番訳わからなかった。あまり読み返す気も起きない。
ボケてしまったおばあちゃんと足の悪いおじいちゃん。
二人の家が一ヶ月もほうっておくとものすごいゴミ屋敷になるので
主人公一家が、とりあえず週一で片付けにくることに。
ところが家の中には無数の人間の死体があり、一家はぎゃっと驚くだけで
山に埋めるだの燃やすだのと、そこらのネズミの死体のように扱っている。
お父さんは死体を埋めたことを次の週には忘れていたり、
最後にゃ誰のかわからん葬儀を行っているっぽかったり、
死体に関わっておきながら恋愛云々について悩む主人公であったり、
とにかく訳がわからなかった。

感想を探してみても結局多くの人が「解説求む」の状態みたいでしたw
最後の葬儀(なのかよくわからんが)は普通にばあちゃんなのかな、と思いつつ、
元彼のことを示唆するような一文があったような気がしたり、
だとしたら元彼の葬儀をその一家がやる理由がないし。
とにかく難しすぎて我輩には理解し得ないお話でありました。


「ふちなしのかがみ」
タイトルにもなっているお話。
午前0時にある方法で鏡を見ると未来が見えるというもの。
これもレトロな臭いがするいいお話でありました。
主人公のカナちゃんは、あるパブかなんかでサックスを演奏する青年に恋します。
そこでかがみの占いをすると、自分と青年にそっくりな少女の姿が映ります。
自分らは結ばれて子どもが生まれるんだと悟ったカナちゃんは舞い上がりますが
青年には中学から続いている彼女がいると知り、悪夢にもうなされるようになり、」
未来を壊す方法を探します。やり直すためですね。

未来を壊す方法は、その鏡に映るものを始末すること。
カナちゃんはついにそれを実行に移してしまいます。

オチに一瞬迷いましたが、こりゃすげーなーと読み直してしまいました。
矛盾が出ないよう、簡単に予測されないよう、
表現を制限しているような、でも読んでる最中には
まったくの違和感なく読ませてしまうところとか。
ここまで書いといてあれですが最後のオチは語らないでおきます。
もったいないから。


「八月の天変地異」
主人公のシンジに若干いらいらしました。
喘息もちのキョウスケの面倒をよくみていたことで、
クラスの連中からハブられることに危機感を抱き、
「俺にはゆうちゃんって友達が他の学校にいるんだぜ、
サッカーうまくて超かっこよくて女子にもモテモテなんだぜ」と
架空の親友を作り出すことで、
クラスの連中に「俺はキョウスケみたいな"下のほう"のグループじゃないんだぜ」
アピールをするわけです。
ところがクラスの連中もそこまでバカではないわけです。
あれは嘘なんじゃね?と囁かれ始めたころ、本当にその
「ゆうちゃん」が彼らの前に現れるのです。

でも読後はほんのりミステリアスで、結局なんだったのかな、
こうだったのかな、そうか~、みたいな感じ。
よくわからなくてすいません。


とりあえずこんなもんでしょうか。
面白かったであります。やっぱりプロの小説は違うなって感じでした。

11/7 夢の小話

昨日こたつで寝ていたら、不思議な夢を見ました。
もそっと起きてさっとiPodにまとめて入力しました。
いや何か小説のネタに使えそうだったんで。

今日は自分用にその夢でもまとめておきます。

主人公:ゆきんこ
たぶん漢字は雪ん子ってなってた気がする。
映像はアニメだったり映画っぽかったり、CGぽかったり漫画ぽかったり。
漫画ぽくなってたところで漢字が出てきてたのであります。

お父さん
何か知らんけどハガレンのヒューズ准将みたいな感じでしたw

お母さん①
ゆきんこのお母さんではなくて、お父さんの後妻ぽかった。

おばあちゃん①
ゆきんこのおばあちゃんではなくて、お母さん①のお母さん。

おばあちゃん②
ゆきんこのおばあちゃん。ボケてしまってる。

お母さん②
ゆきんこのお母さん。故。

リーヤ(仮)
名前は出てこなかったのですが、ゆきんこの幼馴染?
赤ずきんちゃちゃのリーヤくんぽかったんで仮。


家庭環境がものっそい複雑だったみたいであります。
そのほか用語。

倉羅夢(くらむ)
異世界のようです。すごい当て字なのは何でなんでしょう。
ゆきんこや、お父さん、お母さん②、おばあちゃん②、リーヤ(仮)はココの生まれなのかな。
要するに妖怪たちが住んでいる世界みたいです。


主人公のゆきんこは見た目おかっぱに着物姿という
名は体を現す容姿でした。

お母さんが病気で亡くなり、一人ぼっちになってしまったゆきんこは、
人間界にいるお父さんのところへ行くことになりました。
お父さんはもともと妖怪で、人間界に後妻らとともに長く暮らしていて、
ボケてしまったおばあちゃん②を早々に引き取っていたようです。
このあたりから、おばあちゃん②はお父さんのお母さんなのでしょう。

ゆきんこは明るく元気な女の子で、
リーヤ(仮)とともに人間界で暮らせることが楽しみでした。
何よりお父さんと毎日会えることが、
お母さんがいなくなって寂しいけれど、嬉しかったのです。

ところがボケてしまったおばあちゃん②を気にかけるのはお父さんだけ。
お母さん①とおばあちゃん①は、どこか、ゆきんこにもよそよそしい。
おばあちゃん②の面倒もほとんど見ず、ゆきんこは寂しい思いになりました。

そんなとき地球に隕石が落ちてきます。
かなり大規模な様子で、このときの映像はまさに映画のようであり、
とても印象的でありました。
隕石とともに、無数に降り注ぐ赤い火柱のようなもの。
それらは地面に落ちると、見る見るうちに邪悪な鬼のような姿へと変わりました。

隕石はどうも倉羅夢という世界から落ちてきたもののようです。
邪悪な鬼と化した火柱を、ゆきんこやお父さん、リーヤ(仮)は必死に追い払います。
特にゆきんこは、人間界への持込禁止とされていた、
倉羅夢の世界の道具と持ち前の魔力のようなもので善戦しました。

なんとか危機を乗り越えましたが、
おばあちゃん②の姿がないことにいち早く気付くゆきんこ。
家族に訴えますが、後始末に追われていて誰も耳を貸してくれません。

ゆきんこは家族なのに、と涙ながらに訴えます。

その言葉に、おばあちゃん①とお母さん①はわずかながら罪悪感が芽生えました。
結局簡単には二人の心を変えることができなかったのですが、
それでもゆきんこは無事だったおばあちゃん②の姿を見て安堵するのでした。

後日、ゆきんこのところに倉羅夢の世界より検査員のような人たちが訪ねてきます。
検査内容は、倉羅夢の世界の道具や、魔力のようなもの(妖力か?)を
ちゃんと封印して人間界にきているかどうかというものです。

ゆきんこはそのどちらも守っていません。
人間界を守るためにはどうしても必要だったのですが、
検査員には通用するはずもありません。

ここで思い出し笑いしたのは、検査方法が飲酒運転してないかどうか、
酒気帯びかどうか調べる、息をは~って吐くやつだったんですよねw

とにかくゆきんこは、倉羅夢に連れ帰されるのを覚悟で検査を受けます。

しかしその場で出た数値は「1」。
どうやら1はまったく問題なしの数値のようです。
狐につままれたようなゆきんこ。

種はお父さんにありました。
お父さんは、満40歳を超えています。
そういう人は魔力?を持っていても問題ないらしく(なんじゃそりゃ)
かつ血のつながった娘であるゆきんこの魔力を、
一時的に自分に丸ごと移動していたのでした。

お父さんのズルに気付かず、なんの疑いもなく帰ろうとする検査員。
すると検査員の一人が振り返り、ゆきんこに問います。

「人間界にくるために、そのお姿なのですか?」

ゆきんこは大人びた笑顔で答えました。

「はい。本当は齢200年のゆきんこです」


ていうオチだったんですが。
200歳だと時系列的にものすごくおかしくなりますけどねw
大体200歳にしちゃ幼すぎるだろうと。
お父さんいったい何百歳なんだろうか。

しかし何だか支離滅裂な部分はあれど、なかなか完成度の高い夢でしたw

そんな小話。
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