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来永様のヘタレ奮闘記


てけとーに思いついたことをメモ帳がわりのよーに(´∀`)

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11/2 さよなら渓谷

本日は小説の感想を勝手に述べたいと思います。
いや実は昨日同僚のO山氏と飯食った帰り、本屋に付き合っていただきました。
今まで我輩が選ぶ小説というのは、

ファンタジー物→主力。ラノベは随分ご無沙汰。とりあえずタイトルやあらすじで買うか決める
推理物→そこそこであります。
恋愛物→完全拒絶反応が出てしまい一切読んだことありません。
ホラー物→やだ。
ほのぼの→ほとんど無い。
乙一→超大好き。愛してる。
東野圭吾→わりと好き。
ケータイ小説→論外。

というよな感じでわりと偏っておりました。
ところが年食うと考え方が変わるもんで、己の視野を広げたく
苦手なジャンルでも読んでみたいと思うようになって参りました。

そこで今日O山氏に付き添ってもらい、何か良いハードカバーはないかと
本屋に立ち寄ってみたのです。

ほとんど読書をしないO山氏を連れること自体が間違っていたと思いますが、
彼女はそれはもう「テキトウ」という言語が似合うほど
「これは?」
「こっちは?」
「これ・・・いやカバーデザインが駄目」などと
次から次へとハードカバーを引っ張り出すので苦労いたしました。

そして選んだ本のひとつが、タイトルの「さよなら渓谷」でありました。
帰りの電車の中で読み、家に帰って読みふけり、
読み終わったときには夜中の3時になってしまっていたであります。

嗚呼、知られたら某J氏に「ちゃんと寝ろよ」と叱られるに違いない。

しかしとても読みやすく、心を抉る内容に、
こういうものを読んだことのないわしが不覚をとって涙しました。

ただ賛否両論わかれるテーマでありますね。
これは本当に単純に好き嫌いがわかれる作品でありましょう。
いやほら女性が暴行を受けてしまい云々なんですよ(´・ω・)

あと幼児殺害事件が発端だというのに、それ自体は
「特に珍しくないこと」と扱われ続け、結局何一つわからないままであります。
若干の胸糞悪さと心が抉られた哀しさと複雑さが残る変な本でありましたw

そんな小話。
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10/26 アレキサンダー

映画アレキサンダーご存知ですか。
こないだネットレンタルで借りたので勝手に感想述べてみます。

まずお話から。
言わずと知れたアレキサンダー大王の物語。

アレキサンダー大王が亡くなってから40年後、その臣下であったプトレマイオス1世は、アレキサンダーの生涯について記録を残そうとしていた。

マケドニア王フィリッポスと母オリンピアスの間に生まれたアレキサンダーは、父母の険悪な関係の中で成長する。やがて何者かにより父王が暗殺されると、アレキサンダーはマケドニア王となり、ペルシア帝国への遠征を開始する。
うぃきぺでぃあより抜粋。

話はこんな感じですが、感想といいますと
とにかく長い。

長い。長すぎる。
見終わったとき「疲れた・・・」と声に出る程である。
映画において長いと思わせてしまうのは正直致命的な気がしますが
加えて、見所にするべきところが何だかズレているような気がしました。
そこ長々とやんなくていいよ、こっち早く見せてよ、みたいな。

あと同性愛描写について色々言われてたらしいですね。
そんなにそういう描写について嫌悪感は無いわしです。というか興味がない。
某J氏はちょっと嫌そうでしたがね。
話にちゃんと絡んでくれるのであれば、
必要だから描写するというならわしゃ問題にしないっす。
趣味で描写っつーのはお前の嗜好なんか知らんがなって思いますがw

アレキサンダーの場合、ヘファイスティオンという男性との
精神的つながりが彼の環境の中でとても重要だったので、
そういう描写になったんでしょうが・・・

アレキサンダーがどこぞの部族の超美青年にウットリしてたシーンは
バカだなこいつとか思ってしまいました。
なんかそれのせいで薄っぺらい感じでした。
あの時代王様っつーのは奥さん何人も持つわけですから
珍しいこっちゃないんでしょうがどーにも薄っぺらい。

おそらく何回も見たいと思う映画ではないでしょう。
何しろ三時間ですからね。
しかしまぁとりあえず私がアレキサンダーを借りた理由である、
母オリンピアス役アンジェリーナ・ジョリーは期待通り美しかったです。

でもWikipedia見て初めて母親の名前知りました。
ちょくちょくセリフに出てきてたのですが、
誰だろうな~ってずっと思ってたんですよねw

ちょっとギリシャ神話とかよく知らないと
名前がよく分かんないところもありました。

そんな小話。
次はしゃべくりせぶんで紹介されたビック・フィッシュとやらでも
借りてみようかと思います。

10/24 乙一のお話

今日はなんの小話かというと乙一の小話です。
乙一大好きです乙一。
わし乙一と友達だからぐらいの勢いで呼び捨てにしてしまうほど大好きです。
乙一のお話は個人的に外れたことがなく、
GOTHは特に大好きであります。

今回お話するのは、乙一の「銃とチョコレート」であります。
17日の日記でも読んでいる最中であることを書きましたが、
二日で読みきったので感想を勝手に書きたいと思います。

主人公の少年・リンツ君は、父母と共に慎ましく暮らしておりました。
ところが冒頭で、リンツ君は父を肺の病により亡くしてしまいます。

その直前に、父が怪しい露天商から買ってくれた聖書を、
リンツ君は読まないながらも大切にしました。
あるときリンツ君は、聖書に挟まっていた古びた地図を発見します。

その地図こそが、巷を騒がせる「怪盗ゴディバ」への手がかりであると、
リンツ君はそのときまだ気付いていなかったのでした。


というよな物語であります。
銃とチョコレートは、
怪盗ゴディバを追い続けている国民的ヒーロー・探偵ロイズや
超がつく乱暴者のドゥバイヨルらを交えて展開していきます。

最初は、探偵ロイズが実は怪盗ゴディバなんじゃね?
と思いながら読んでいましたが、ものの見事に予想が外れてました。

読み続ける内に、超乱暴者のドゥバイヨルにハマるハマる。
真実を鋭く見抜く切れ者でありまして、行動力があり、
乱暴者によくある「実は根が優しい子」というものが欠片ほども見当たらないw

彼の奥底から表面までを染める、深い闇色の根性はいっそすがすがしい。
実はすべてにおいて他人のためを想った行動だ、とかそういうのは、
ドゥバイヨルには正直いらない。
彼はそれでいいのであります。

ああかっこいいよドゥバイヨル。


読後は何とも言えない安心感がありました。
嗚呼、こうなって良かったのだな、という感じが。

某J氏がハードカバーで購入していましたが、
個人的に好きな作家補正を差し引いても正解だったと思います。
装丁がとにかく凝っていてかっこよい。

が、ただひとつ不満。


挿絵が超こえぇ(つД`)

そんな小話。
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