本日は小説の感想を勝手に述べたいと思います。
いや実は昨日同僚のO山氏と飯食った帰り、本屋に付き合っていただきました。
今まで我輩が選ぶ小説というのは、
ファンタジー物→主力。ラノベは随分ご無沙汰。とりあえずタイトルやあらすじで買うか決める
推理物→そこそこであります。
恋愛物→完全拒絶反応が出てしまい一切読んだことありません。
ホラー物→やだ。
ほのぼの→ほとんど無い。
乙一→超大好き。愛してる。
東野圭吾→わりと好き。
ケータイ小説→論外。
というよな感じでわりと偏っておりました。
ところが年食うと考え方が変わるもんで、己の視野を広げたく
苦手なジャンルでも読んでみたいと思うようになって参りました。
そこで今日O山氏に付き添ってもらい、何か良いハードカバーはないかと
本屋に立ち寄ってみたのです。
ほとんど読書をしないO山氏を連れること自体が間違っていたと思いますが、
彼女はそれはもう「テキトウ」という言語が似合うほど
「これは?」
「こっちは?」
「これ・・・いやカバーデザインが駄目」などと
次から次へとハードカバーを引っ張り出すので苦労いたしました。
そして選んだ本のひとつが、タイトルの「さよなら渓谷」でありました。
帰りの電車の中で読み、家に帰って読みふけり、
読み終わったときには夜中の3時になってしまっていたであります。
嗚呼、知られたら某J氏に「ちゃんと寝ろよ」と叱られるに違いない。
しかしとても読みやすく、心を抉る内容に、
こういうものを読んだことのないわしが不覚をとって涙しました。
ただ賛否両論わかれるテーマでありますね。
これは本当に単純に好き嫌いがわかれる作品でありましょう。
いやほら女性が暴行を受けてしまい云々なんですよ(´・ω・)
あと幼児殺害事件が発端だというのに、それ自体は
「特に珍しくないこと」と扱われ続け、結局何一つわからないままであります。
若干の胸糞悪さと心が抉られた哀しさと複雑さが残る変な本でありましたw
そんな小話。
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